Monday, July 9, 2012

夏の食中毒:ウエルシュ菌




ウエルシュ菌(顕微鏡,グラム染色)
                                 

ウエルシュ菌:長さ3~9μm、幅0.9~1.3μm
走査電顕, x1,600倍。青色に人工着色してあります。
-----------  Dennis Kunkel Microscopy, Inc.

ウエルシュ菌(Clostridium perfringens ):ヒトや動物の大腸内常在菌であり、下水、
ーーーーーー河川、海、耕地などの土壌に広く分布する。ヒトの感染症としては
ーーーーーー食中毒の他に、ガス壊疽、化膿性感染症、敗血症等が知られている。

汚染食品:食肉、あるいは魚介類等を使った調理品。
潜伏期間:6~18時間
症状       :腹痛,水様便。嘔吐や発熱などの症状はきわめて少なく一般的に軽くて
ーーー    ー1~2日で回復する。





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