A 型肝炎のリスクある国
最近の日本のA型肝炎の発生状況:
1)年間500人前後の患者報告数がある。その約1割が中国、インド、東南アジア
海外渡航からの帰国者。A型肝炎の潜伏期間(感染して発病するまで)は
2〜6週間。
2)主要な感染源はA型肝炎ウイルスに汚染された牡蠣やなんらかの飲食物
(おそらく海産物) による。
3)罹患年齢では子供の感染では症状が軽くてすむが、高齢者 では重症化。
中国,東南アジアをはじめ発展途上国に赴任される時は,A型肝炎ワクチン
の接種を薦めます。ほとんどの方は免疫がありません(抗体がない)。
ワクチン成分:アフリカミドリザル腎臓由来細胞でA型肝炎ウイルスを培養し、
ーーーーーーー高度に精製し、不活化後安定剤を加え、凍結乾燥したワクチン
対象: 16才以上
接種法: 2〜4週間あけて2回接種,6ヵ月後に追加接種。
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上宇部こどもクリニック 萩原啓二
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