B型肝炎ワクチン
1)お母さんがB型肝炎のウイルスをもっている場合に,赤ちゃんへ
ーーの伝染を防ぐワクチンです。母親が B 型肝炎抗原が陽性(特にe 抗原)
ーーの時には,その新生児に接種を行い,母親からの肝炎ウイルスの感染
ーーを防ぐ為です。
ーー新生児:生後2ヵ月に0.25ml→生後3ヵ月0.25ml→生後5〜6ヵ月0.25ml
ーーーーーー※免疫グロブリンと併用。
2)発展途上国に赴任される時は,まず,B型肝炎に対する免疫があるか
ーーどうかの血液検査をして下さい。B型肝炎に対する抗体がない時はワクチン接種を
3)ワクチンの成分:
ーー組換えDNA技術を応用して、酵母により産生されたB型肝炎ウイ ルス表面抗原
ーー(分子量 約23,000 で,血液由来HBs抗原の糖鎖がないペプチドの分子量と一致)
ーーを含む液にアルミニウム塩を加え てHBs抗原を不溶性とした液剤であり、振り
ーー混ぜるとき、均等に白濁する。
4)投与法:
ーー小児(10才以下):0.25mlを1ヵ月あけて2回接種→6ヵ月後に0.25ml追加
ーー成人用:0.5mlを1ヵ月あけて2回接種→6ヵ月後に追加接種
ーー※汚染事故:発生7日以内に0.5ml接種→1ヵ月後に0.5ml→3〜6ヵ月後に0.5ml
ーーーーーーー注)免疫グロブリンと併用。
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上宇部こどもクリニック 萩原啓二
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