Friday, May 20, 2011

溶連菌感染症:皮膚症状

溶連菌感染症で発熱と共に皮膚が赤く痒くなることがあります。
その昔,猩紅熱といわれてきたものです。

発熱と共に皮膚が真っ赤になりますが,その初期の皮膚はよく
観察しないと見逃します。

写真の子どもさんは熱と皮膚の痒みで来院されたものです。
喉頭と扁桃の発赤(+),A群溶血性連鎖球菌の迅速テスト(+)。

抗生物質の投与で速やかに良くなりますが,放置すると体全体が
真っ赤になり高熱がつずき,猩紅熱となります。
6才,小さい赤い発疹で痒みがあります
6才,前胸部の小発疹

ご質問は: 
〒755ー0097
山口県 宇部市 常盤台1丁目20−2
上宇部こどもクリニック 萩原啓二 
電話: 0836-29-1155
Fax: 0836-29-1156
E-mail: keijihagiwara@gmail.com