溶連菌感染症で発熱と共に皮膚が赤く痒くなることがあります。
その昔,猩紅熱といわれてきたものです。
発熱と共に皮膚が真っ赤になりますが,その初期の皮膚はよく
観察しないと見逃します。
写真の子どもさんは熱と皮膚の痒みで来院されたものです。
喉頭と扁桃の発赤(+),A群溶血性連鎖球菌の迅速テスト(+)。
抗生物質の投与で速やかに良くなりますが,放置すると体全体が
真っ赤になり高熱がつずき,猩紅熱となります。
6才,小さい赤い発疹で痒みがあります
6才,前胸部の小発疹
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